前回まで焦りやパニックに焦点をあててお話してきますが、焦りやパニックを回避するにはまずは少しずつ仕事を覚えて慣れるもしくは、頑張ってはみたもののどうしても慣れないのであれば他部署への移動を考える、または違う上司や先輩と関わることで人間関係など環境を変わるべきです。ただし環境を変える選択肢の中に退職はありません。それは本当の最終手段だからです。私は普段からつらい環境に耐えてそれでも頑張って仕事をしている方が少しでも自分らしくいるにはどうすればよいかについて考えながら記事を挙げています。
確かに辞めることで「仕事が嫌い」自体は無くなりますが、それが後のトラウマになる可能性があります、もし新しい環境に移ってその職場環境は以前の職場と違い楽しく働けたとします。その頃にはもう「仕事が嫌い」と思っていた当時のことは過去の思い出になっていると思います。しかし、過去の職場も転職した今の職場も現実であり、その時に思った感情も現実です、「仕事が嫌い」は全く解決していないので、以前の職場と同じような状況が新しい職場でやってきた時に今まで解決した経験がないので免疫がなく、どうすればよいか分からず結果的に同じように悩むことになります。
もちろん新しい環境で乗り越えられる場合もありますがいつかどこかのタイミングで関わらなければずっとつらい思いをすることになります。そのためにも今この最もつらい環境の中で「仕事が嫌い」とどう向き合い、そして改善するのかについて考えることがこれからのご自身のためになるのではないかと考えています。
「仕事が嫌い」についてお話ししていますが、ここからはどう解決し、どう向き合うかについてお話ししたいと思います。まずは、いきなり行動するのではなく、仕事の見かた・捉え方を変えることです。私達は普段仕事をする際にまずはどう進めるのかなどの方法について考え、その中で分からないことを周囲に相談し確認しながら進めていきます。しかしその結果仕事が嫌いになりました。これでは依然と同じことが起こってしまいます。
まず行うことは、任された仕事をご自身で全て行うという気持ちを捨てることです。これはなにも嫌な仕事を相手に丸投げするということではありません、そんなことをすると周囲との関係が悪くなるだけです。そうではなく、必要以上にプレッシャーを感じないことが大切だということです。
ではプレッシャーと感じず仕事をするにどういうことでしょうか?