本日から数回に分けて心の健康についてお話ししたいと思いますが「心」が健康とはどういうことでしょうか? 私は「いついかなる時でも等身大の自分でいること」が本当の意味での心の健康ではないかと思います。どういう事かというと前回の記事でも少しお話ししましたがもう少し詳しくお話ししますと、仮にご自身に何かトラブルや問題が起こった時でも冷静に判断し行動できること、またはご自身1人ではとても解決できない問題が起こった時でも周りに相談できる人がいて、いつでもアドバイスを受けることができる、それによって常に考え、行動できる環境にいることだと思います。
人は思うように状況が進まない時にストレスを感じるものです、しかし解決さえすればそれ程大きなストレスは感じませんが解決できない問題をそのままにしておくと精神的なストレスはさらに大きくなり、場合によっては心の病にまで発展することにもなります。その代表的な病が鬱ですが鬱病についてはまた改めて別の日に詳しくお話ししたいと思います。
放っておいても決してストレスは緩和しません。とはいえ時間が解決してくれる時もあるとは思いますが、いつかまた同じような問題が起こった時に解決方法が分からないため結局はその問題に取り組まないといけなくなり、前回と同じようにストレスを感じることになります、つまりストレスはその元となる原因を取り除かない限りいつまで経っても付きまとって逃れる事はできないということです。
例えば趣味に没頭することなどでストレス発散ができるならまだ良いのですが問題の根が深くもっと根本的な問題によってストレスを感じている場合は逃れることは出来ないため、やはり問題を解決しなければいつまでたってもストレスからは逃れることはできないだけではなく「自分にはこの問題は解決できないのではないか」と考えるようになり自信を失ってしまう場合もあります。
ここまではストレスについてのお話しですが、その時に感じているストレスをいつまでも取り除かずそのままにしておくと徐々に心にまで影響して、心が健康ではなくなってきます。そして「自分には無理だ、解決できない。」「自分は何をやってもダメなんだ。」と思うようになります。誰でも1度くらいはこのような思いをしたことはあると思いますが、それが嫌で人は努力して乗り越えようとしますが、乗り越えられずにいるとますます自己嫌悪に陥り心が不健康になります。 (次回に続く)