使うと嫌な気持ちになる魔法の言葉があるということについて前回お話ししましたが本当にそうでしょうか？矛盾した内容ですが結論からいうと違います。「どういうこと？」となると思います。なので今回はそのあたりについてお話ししたいと思います。「明日も仕事か・・。」を声に出さなくても思うだけで嫌な気持ちになるという考え方については今も変わりませんが使った時の状況やご自身の精神状態によっては必ずしも嫌な気持ちになるわけではなく明日の仕事の後にそれを上回る楽しみや喜びがあれば結果は変わることがあります。
「明日も仕事か・・。」を言った直後をイメージしてみますが仮に友人達と食事をしながら楽しく話してそろそろお開きになる時に「楽しかったなぁ、あぁ明日仕事かぁ」多分ですがその方はそのまま家に帰り就寝までの時間好きなことをして過ごします。そしてそろそろ寝る時間になった時に改めて思います「明日も仕事か・・。」まるで引いた波が戻ってくるように。横になり電気を消し少しスマホでメールチェックやネットサーフィン、動画などを見ながら寝落ちする。朝になりアラームの音で目が覚め身支度をし家を出て職場へ向かう。
この文章を読んでどういう印象を受けますか？私は数時間後にくる嫌な現実を忘れるため今を最大限に楽しみながら寝落ちすることで嫌な思いを乗り越えようとしている必死な姿を想像します。さらに想像するのが明日の仕事は朝から納期間近に組み立て作業があり残業覚悟になるのか、または直行で苦手なお客様と会わなければならない又は今日もまたきっとあの上司に怒られながら仕事をするのかという根拠のない不安など内容はいろいろありますがこれでは悪あがきもしたくなりますね。
これが前回お話ししました「明日も仕事か・・。」という言葉を使うと嫌な印象になるとお話しした理由です。そしてここからが今回お話ししている必ずしもそうとは言い切れるわけではなく状況によって結果や印象は変わるとお話しした理由についてです。もうお分かりと思いますがその先の現実に嫌な印象があれば結果はつらいものをなりますが、もしその先つまり次の日の仕事にやりがいやせめて好きな業務からスタートできるとするとどうでしょうか？
さらに仕事が激務でつらいことが待っているとしてもそれが終わると明日から１か月休みがあり旅行に出かける、好きな趣味に没頭出来るとか明日で今の仕事を辞め既に自分がやりたい事が出来る職場に転職することが決まっていたとするとどうでしょうか？本当に必ず結果は暗い気持になるだけでしょうか？確かに極端過ぎると思いますがイメージしやすくする為あえて今回はこのような少し現実離れかもしれない例をあげました。あと例えとはいえ転職を助長するような内容についてお話ししますが決してそうではない理由がありますが、それについてはまた今後お話ししたいと思います。