以前の記事の続きですが観察出来そうな人の目星が付いたらまずは挨拶から始めてみて下さい。いきなり自分からコミュニケーションを取る必要はありません。なぜならプライベートで付き合う友人程ではありませんが上辺ではなく血の通った人付き合いをする事が目的だからです。とは言えあまり身構える必要はありません、期限があるわけではありませんし誰かに気を使うこともありませんのでご自身のペースで行う事が大切です。
ではもしいつまで経ってもそういう人が見つからない場合方法が無いのかと言えばそうではありません。以前挙げた記事にも書きましたが職場はRPGの世界ですのでコントローラーを持つのをやめてご自身も画面の中の村人になれば良いだけのことです。そしてそうなる方に出会うのを待つかゲーム内にいる村人の中でそういう人を見つければ良いだけのことです。
意味が分からないと言う方の為に具体的に説明されて頂く別の自分を演じれば良いのです、表面的に職場内で好かれる本当の自分ではない職員Aや店員Bと言うキャラクターを演じて人に合わせて社会の歯車になることです。このように書くと本末転倒と思う方もいらっしゃると思います。
確かにそもそもの問題は仕事が好きになる為に職場内で自分らしくいる事が出来る相手を見つけると言っておきながらこれでは今までと何も変わっていないように感じると思いますが、その真意はそう思える相手がいないのに無理にコミュニケーションを取って相手に近づこうとすると無駄なエネルギーを使いますし職場でのご自身とプライベートのご自身の間に徐々に距離が生まれ、心と体のバランスが崩れて行きストレスの原因となります。
そうなるくらいならいっそのこと周囲に対して偽りでコミュニケーションを取るご自身のまま仕事をして、その中で同じ偽りの自分と似たキャラクターの相手が見つかれば表面上でその人と偽りのコミュニケーションと取るようにして下さい。
そして次は相手を慕っている、仲が良いというキャラクターを演じて仕事をこなして下さい。ひたすら偽りのご自身を演じている中で表面的に職場に慣れてきます、まだそこに本当のご自身はなくても大丈夫です。そして職場に慣れ徐々に仕事も覚える中で相手の方の考え方や行動が本来のご自身と同じところが見えてくると思います。
それは散々演技で表面的に付き合ったから分かる事なのですが、あとはご自身の仕事の経験や実績と相手の経験や行動・考え方に些細でも構いませんが共通点が出てくると思います。それが見えるようになればそこから少しずつで構いませんのでその方と本当のご自身が付き合えるかを観察してみて下さい。