これまで仕事が好きか嫌いか、そしてどうすれば好きになれるか、どうすれば嫌いという気持ちを変えられるかについてそれぞれ記事を挙げてきました。そして前回の記事でこのテーマについては一応完結とさせて頂きましたので今回から前編・後編の2回に分けてまとめの記事を挙げたいと思います。
これまで「好き」・「嫌い」それぞれの感情で仕事に取り組むとどういう影響があるかを記事に挙げましたが、感情をただ仕事するときの思いとして捉えるのではなくそもそも好きとは何か、そして嫌いになる原因およびそれを変える方法はあるのかについて私の考えをお話ししてきましたが好きになることも嫌いになることも表裏一体だと思います。「思います」というのは好きになるにも嫌いになるにもそれぞれ原因がありそこに至るまで多少時間はかかりますがどちらの感情にも変わることは出来ると考えているからです。
仕事をするならずっと好きという気持ちを持っていたいですが、人には感情がありいつ嫌いになるか分かりませんし、どのタイミングで変化するかは誰にも分りませんが「きっかけ」は分かると思います。それが意識できるものか、それとも「あぁ、今思うとあの些細な出来事が」と後に思い出す場合もあると思いますが、必ずどこかに分岐点がありその判断はご自身が行っています。
もちろんご自身のその時の環境や置かれた立場、そして経験によって状況など周囲からの影響によって感情は変化しますし、そのことがきっかけで感情が変化することは往々にしてあると思いますが、その状況をどう捉え、どう感じるかの判断は全てご自身がしています。感情は変化します、変化するということは仕事を好きになることも嫌いになることもご自身がコントロールすることは本来であれば可能だと思います。
しかしそう簡単なことではありません、理屈でいうと前日は仕事が嫌いだったがコントロールして今日はすごく仕事が好きとなるはずですがそのような状況はなかなかありません。なぜか?それは人の感情は徐々に変化するからです。例えば、仕事を頼まれ不安を感じながらもやる気を持って取り掛かるが慣れていないためか時間がかかり思うように進まない。それでも分からないところは調べて、分からなければ周囲に質問してメモを取りながら必死で取り組むが「仕事が遅い、なにしている、このペースだといつまでたっても終わらない。」と上司や先輩に叱られる。
(後編に続く)